Do It Yourself ・・・素人が自分で工作したりすること。
矢摺籐の交換についてレポートをまとめようと思います。
準備するもの
・(当然)矢摺籐
・小刀 or カッターナイフ
・(必要なら)木工ボンド or くすね
・水 or ぬるま湯
・竹べら
竹べらがない場合は、マイナスドライバの先端にマジックテープ(訂正)をはれば、代用できるでしょう。
実際にやってみた。
①籐を水・ぬるま湯につける。水なら15~20分、ぬるま湯なら10分でいいでしょう。
水から出したら、表面の水分をタオル等でしっかりと拭き取りましょう
②まき始めの先端を6~7cmにかけて細く、薄く削る。
右下がりになるように削ってください。y=-ax+bな感じで。
右下がりになるように削ってください。y=-ax+bな感じで。
①を先にやると、籐を削りやすいですが、慎重にやらないと折れやすいです。
②を先にやると、折れにくいですが、なかなか削れません。
③弓の角からまき始めます。まく方向は時計回りです。軽くボンドをつけてやると、まき始めが楽でしょう。先ほど削ったところにきっちり重ねるようにします。
しっかりと締めながら巻いていきます。水分が残りすぎていると、巻き終わって水分が抜けたときに籐が縮み、隙間があいてしまう恐れがあります(Fenrirがそれでした・・・)。不安な人は、途中途中でほんの少しボンドを使うとよいでしょう。
④終盤になったら、弓の角でボンドで仮止めしておいて、弓の裏に先端が来るように、長さを調整して、8~10cmにわたって削ります。ここでは②以上に慎重・丁寧に薄く、うす~~く削ってください。でなければ次の作業に大変苦労します。
これもy=-ax+bの右下がりに削ります。折れそうで折れないってくらいに薄くしましょう。
⑤弓の裏側で、先端を籐に挟み込みます。ここで竹べら・ドライバを使ってください。きつめにしないと後で緩みます。
ボンドを使った人は、乾くのを待ちましょう。大体の作業は以上です。
-注意事項-
・矢摺籐の長さは握り革の上から6cm以上と定められています。長さには余裕を持ちましょう。
・巻くときには弓を傷つけないように気をつけましょう。
・ボンドを使いすぎると、見た目も汚くなりますし、次に交換するときにとても厄介です。器用な人なら、ボンドなしでも十分いけます!(Fenrirはカメラをもち撮影しながらなのでやむを得ずボンドをちょっと多めに使用しています。)
・あまった矢摺籐は食べないでください。
どうでしたか?不備があればまた追記しておきますので。
Next Fenrir's HINT!
容れ物
1 件のコメント:
素晴らしい……。
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