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2010年6月9日水曜日

[第五回KLH]矧糸...ならぬ矧和紙をDIY!

先週はお休みしていたKLH。(ってか作業に没頭してました)
今回は破けてしまった矧糸を友禅染和紙を使って修理してみました。が、正直言ってFenrirは失敗しちゃいました(・∀・)ゞ☆
まぁ、みなさんはうまくできると思うので、暇があったらトライしてみてください。

[準備するもの]
・カッターナイフ
・和紙(友禅染)
・水性透明ニス(艶出し)
・ボンド(推奨)orのり
・はけ(ニス用)
・紙やすり(#1000)

 ※ニスの代わりに漆もつかえますが、かぶれる人はやめておきましょう。

[作業手順]
①古い矧糸をカッターで剥がします。
羽根とシャフトを傷つけないように、刃の向きを45度に傾けて切り込みを深めに入れます。上手く入ったら、あとは指で簡単に外せます。カッターで羽軸ごととれてしまわないように注意しましょう。
$IMG1745$IMG1747
②和紙の長さと幅を、仮巻きして一周+1mm分測り、合わせて切ります。羽軸の太さも関係するので、必ず一本一本丁寧に測りましょう。

③切った和紙をボンドで巻きます。
Fenrirはここでノリを使って失敗しました。
端っこをとくにしっかり止めたら、表面に薄く、均一にボンドを塗ると良いと思います。

④ニスを塗ります。ニスの説明表示にしたがって、薄く、均一に塗ります。塗ってから約30分後に重ね塗りをします。艶が出ないようなら、同じように重ね塗りしていきましょう。
$IMG1748
⑤塗り終わってから5~6時間で、紙やすりでやさしく研きます。強くしすぎると、白く変色したり、変形したりするので、注意しましょう。白い粉(注:麻薬ではない)が出てきますが、布で拭き取ってやれば、綺麗に仕上がります。
$IMG1751 $IMG1750
以上が、作業の流れです。
このように和紙を使うことで、自分の矢により個性を出すことが出来ますね!
注意点としては、ニスを塗っているとは言え、強度は糸に劣るので、しょっちゅう矢が滑走する人は、控えた方がいいかもしれません。

普通に糸を使う場合
③’糸を隙間なくしっかりと詰めながら巻いていきます。
その後、表面にボンドを薄く塗って、乾くのを待ちましょう。

...という感じです。
これも、巻き方次第で見栄えが違いますけどね(^^;

[注意事項]
・矧糸は、羽根を固定する重要な部分です。適当な作業をすると矢の破壊に繋がります。
・接着剤にノリを使うと、白く濁ったり、気泡がでたり、大変です。正直、おすすめしません(;^ω^)
・ニスは注意書きに従って、正しく使用してください。
・これをやるだけで、Fenrirは丸一日潰れました。
・和紙は食べないでください。山羊和紙になります。

いかがでしたか?それではまたお会いしましょう!


Next Fenrir's HINT!
[肘]
コ○ン「みんな肘張れよ!」
元○「うな重の値も張るぜ!!」
コ○ン「.....」

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