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2009年2月21日土曜日

AZUCHI Project 中間報告 ~なぜ今までの整備はいけないのか~

azuchi

結構前の話になりますが、AZUCHI Projectの手始めとして、なぜ今までの整備方法がまずいのか調べてみました。その結果、いくつかの問題点が浮かび上がってきました。

 

安土現状 私たちの安土の整備方法は、まずスコップで安土の一部分を崩すことから始まります。その後、木ごて(全て漢字で書くと「木鏝」らしい。)で再形成するのですが、問題点の一つはそこ。

木ごてでの再形成の作業を勘で行っていることです。そのため、上部の砂は不足して凹み(画像の赤い部分)、下部の砂は余って前にせり出てきて(画像の青い部分)います。その結果、安土の断面が、なんか数学の教科書でお目にかかったことがある気がする曲線を描いているわけです。

 

さらに、下にたまった青い部分の砂の一部が矢取りの際に踏み固められたり、掃き矢によって削られたりして、床?の部分の凹凸がちょっとずつ大きくなっていました。これが問題点の2つ目。

 

また、整備の際時間的制約もあって(なんせ一般の方も利用される弓道場で練習しているので、安土整備に使える時間はわずかしかない。)安土の一部しか崩していません。そのため安土の上部は苔の楽園となってしまいました。これが3つ目です。

 

 

よって、AZUCHI Projectではこれら3つの問題点を解決する方法を模索することにします。

この3つをクリアするだけで、安土は相当きれいになるでしょう。

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